2012年6月4日月曜日

Choke /セックス・クラブ

Choke /セックス・クラブ
サム・ロックウェルってクチャクチャでかっこいい。クチャカッコいい。セックス依存症の中年男の母親からの親離れの話。セックス依存症の原因は納得だし、ちょっとかわいそうで涙もので時折挟まれる過去の主人公(crazy,stupid,loveのJonah Bobo)、と母親のシーンは切なかったけど、最後がなんかなあなあ。
設定もなあなあ。主人公が18世紀のアメリカを舞台としたテーマパークで中世の人のなりをして働いているんだけど、医学部を途中で中退したって設定おかしくない?そこまで頭よかったらテーマパークでは働かないでしょ。せめて教師目指してたとかさ。ヒッピーの母親のもとでどうやって医学部通ってたのよ。主人公が依存症になったきっかけとなった過去を演じているのがこれまたサム・ロックウェルでちょっと髪型違うだけなんだもん。もっと青年の俳優とか使わなきゃリアリティないよ。最後もペイジとのくっつきかたが微妙。そういうオチ?という感じ。途中まで結構素敵だったのに残念。依存症の人の性質にはすごく納得させられたのにな。「(子どもの時)母さんがいつ消えるかわからなかったから、結局いつも俺は誰とも恋愛出来ずに母さんの所へもどってきちまう」っていう。ちょっと涙な部分もあっただけに最後が残念だ。邦題もすごく残念。クラブっていうと楽しんでるみたいだよね。本人達は依存症で苦しんでるのに。でもサム・ロックウェルのくしゃくしゃでヨレヨレなのにセクシーでそれはよかった。他にももっと見てみたいな。もっと味のあるダメ男ができるはず!
これ、原作ファイト・クラブの人なんだね。ますますもったいない。

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