美男子とマシュマロの雨 |
2010年カンヌに出展されたフランス語圏カナダの監督 Xavier Dolanの作品。出演しているというからググったら、当時若干23歳のジャスティン・ビーバーみたいにサワヤカくん。(同郷だからって分類しているわけじゃなくて本当に似てると思った)若いのにスゴすぎる。。。。。
ゲイの子(Xavier Dolan、Francis)と女子(Marie)の親友が街の新参者の男の子( Nicolas)に恋をするお話。でもこの罪作りの男の子はどっちも愛していないのに、ふたりが苦しんでいるのを楽しんでいる感じ。
Xavier Dolanの演技が切なくて、良かった。辛くて、笑えないところ。口は笑うけど、目に元気がないの。あとフランスの流行歌 BANGBANGが恋のシーンでかかるところもカメラワークがスローになって、センスよかった。
3人のピクニックも自然が美しくて素敵。 NicolasがFrancisとじゃれあうところとかエロいというかすごくドキドキする。この罪作りの Nicolasが!!!心臓のドキドキが聞こえてきそうなカメラワーク。 Nicolasを撮るカメラが本当に、この俳優さんに恋しているような感じ。ギリシャ彫刻と交互に映して、いかに彼が美しいかを表現するの。
切ない。途中途中つらい恋についての若者のトークの場面が挟まれているのもいい。
ファッションもセンスも素敵。Marieがオードリーヘプバーンや60年代っぽい衣装なのも可愛い。お部屋にゴッホやシーレなどのポスターもたくさんある。ティーポットなどのセンスもバツグン。
MarieもFrancisもNicolasに切ない恋心を抱きながらも身体を交わす人は別にいる。その描き方も丁寧というか、愛があって。捨て身なセックスじゃなくて、身体で慰め合う感じ。このカメラワークも暖かみがあってスゴくいいんだ。
そして、、、、、、、、何より嬉しかったのはLouis Garrel。最後にふたりがまたしても同じ過ちを犯しそうな暗示として出てくるんだけど。年齢上杉なのに若者っぽい服着せちゃって!このXavier Dolanは男の趣味が最高だね!映る男が魅力的!Louis Garrelだなんて、彼のセクシーさをわかってくれて嬉しい!
Louis Garrel、ウィンクなんかしちゃって。いつも暗い子の役ばっかだけど、こうやってモテ男としてコメディに出たらきっといいのに~
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