ヒッチコックも攻略したいと思っている。ファニーな変態おじちゃんって感じの彼自身に興味があって、やっていた番組も見てみたい。
この映画から世に出たカメラワークとかあるみたいだけど、今となってはそのすごさとかよくわからない。でも確かに、バーでスコティ(ジェームス・スチュワート)がマデリン(キム・ノヴァク)に会うシーンのじっとりと見つめるカメラワークは素敵だと思った。
なんだか歯の奥に何か詰まっているようなむずがゆいミステリーの伏線が劇中に張られて、それがじわじわと展開していく様がハラハラさせられて、すごく面白かった。こんなに昔の映画なのに「ひゃあっ」とか思わず口から漏れてしまう。(昔、死刑台のエレベーターを見たんだけど、すっごくつまんなかった~。若かったから今見たらおもしろいのかな?)
音楽の使い方も心理的で、不安感が高まる感じ。主人公のジェームス・スチュワートはチャーミングだし(背が、高い!)キム・ノヴァクも二人とも狂気を表す表情がうまかった。
何より、可愛い!50年代可愛い!!!女性の洋服も男性のお洒落も。
ひとつ思ったのが、マッドメン、この映画意識しているよね!(って当然の知識かもしれないけど、マッドメンフリークなので嬉しくて)スコティに思いを寄せる女性、ミッジ。ドンの最初の愛人ミッジもこの映画の役と同じくイラストレーターだった。(マッドメンのミッジのほうが奔放っぽいけど。この映画のミッジがスコティに失言して「バカっ!バカっ!」って自分をポカポカするところ、可愛い)あとスコティの夢で自分が高いところからまっさかさまに落ちるシーンもマッドメンのオープニングっぽいし。
ポスターも超かわいい!!
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