2013年3月18日月曜日

Love Is the Devil: Study for a Portrait of Francis Bacon/愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像




うわなんかすげえ久しぶり、、、、投稿方法も忘れかけてる。。。自意識過剰で、なんだか、文を書く事から遠ざかっていた。。。でもそういうのを克服しようと思ってはじめたんだから、見苦しくない程度に思ったままを書く事にするよ、これからも。

この映画は、国立近代美術館の展覧会を見に行きたくて、見た。ダニエル・クレイグがフランシス・ベイコンの愛人役。
007のイメージが強すぎて、どうもダニエル・クレイグがゲイっぽくなくて。
お金のために身体を売るのはわかるけど,愛せるのか。。。。。。?
とことん気が弱いのもわかる。中身がなくてつけ込まれて、でもやっぱりプライドはあって、
でも愛せるのか。。。。。。?愛しているとしたら、フランシス・ベイコンに何を求めているの?お母さん?
なんかそれが感じられなかったんだよな〜ダニエルクレイグ→フランシス・ベイコンへの愛が。。。。。気が弱くて、恋人の存在に圧倒されて、やけくそになっているだけな感じ。

でも、この役はめっちゃ良かった。ダニエルクレイグが本当にセクシーだった。↑特にこのSMシーン。
ムチで叩く前に、タバコをすって、耳元で「ゴメンね」って言って煙を吐き出すシーン。

本当にこの人の瞳はビー玉みたいに青いんだなあ。真っ青。薄い青はいるけど、ここまで真っ青ってあんま見た事ない。

ダニエル・クレイグの色気につきますな〜
こういう役合うと思う。気の弱いイノセントな色気。

スーツから除く白いワイシャツの色気。
クラクラする。
当時30歳のダニエル・クレイグ。今みたいに白髪もないし、肉体も若い!って思うシーンはあるんだけど、それでもやっぱり老けているね、30には見えない。

男の色気を感じさせる英国紳士のファッションと、ところどころにフランシス・ベイコンの絵のオブセッションみたいな、ダニエル・クレイグの悪夢のような、シーンが入ってて、それも凄く好きだった。

フランシス・ベイコンのオカマ具合がちょっとわざと臭いと思ったんだけど、実物は本当に似ているらしい。
バーの女主人にティルダ・スウィントン。
あと、音楽が坂本龍一。
全編に漂う、愛のファンタジーを一切除いた緊張感(原題、Love Is the Devilってすごく合っている)が好きだと思った。

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